この記事は下記のまとめ記事の関連記事です。↓
この記事では引っ越しの時のご近所への挨拶についてまとめています。
①今まで住んでいた家のご近所への挨拶
今まで住んでいたご近所さんへは「今までお世話になりました」との気持ちを込めて挨拶をします。
また、引っ越し作業には何かとご近所に迷惑をかけることもあります。家の前の道路にトラックを駐車したり、マンションのエレベーターの待ち時間が増えたり…
昔、私が引っ越しのアルバイトをしていた時、そこの会社ではエレベーターのドアにダンボールを挟んで他のフロアに移動しないようにしていました。
もう20年以上前の話ですが、今考えれば迷惑な話ですよね…
無用なトラブルを避けるためにも手土産をもって、きちんと礼儀を尽くして挨拶したいものです。
いつまでに?
基本的には引っ越しの前日までに済ませておけば良いでしょう。
ただ、留守が多いお宅だとタイミングが合わず、引っ越し作業の最中に帰宅されて鉢合わせ…ということも起こり得ます。
1週間前くらいから気にかけておいて在宅している時に挨拶にうかがうのが良いですね。
どうしても会えない場合は挨拶をメッセージカードに記して粗品をポストに入れておくこともできます。
手土産の予算はいくら?
挨拶は気持ちですから金額は重要ではないと思いますが、だいたいの目安は気になりますよね。
引っ越していくときの挨拶というのは、今後のお付き合いにつながるものではないので高額な手土産だともらった方も逆に困ってしまいます。
「上限1000円くらい」と考えておけば良いと思います。
菓子折りなどでも喜ばれますが、不在のお宅のポストに入れることも考えると小さめのタオルギフトや商品券でも良いかもしれません。
挨拶はどこに?
「向こう三軒両隣(むこうさんけんりょうどなり)」という言葉がありますが、狭い日本では住まいが接しているとお互いにいろんな迷惑や不便を我慢しあって上手く折り合って暮らしています。
戸建てなら両方の隣家と向かい側の3件に挨拶します。
マンションなら両隣と上下の部屋に挨拶に行きます。
その他、荷物の搬出経路やトラックの駐車場所などから迷惑がかかりそうなお宅があれば、そちらにも挨拶に行った方が良いでしょう。
②引っ越し先のご近所への挨拶
引っ越し先での新しい暮らしにおいて、ご近所さんとの良い関係はとても需要な要素になります。
「これからお世話になります」という気持ちを込めて挨拶します。
挨拶はいつ?
事前に手続きや掃除などで新居に行く機会があれば、その時に挨拶をして、「引っ越し作業でご迷惑をおかけします」と伝えることができ安心です。
ですが、遠方への引っ越しの場合はそうもいかないので引っ越し作業の終わった当日の夕方あるいは翌日中くらいに挨拶にうかがいます。
手土産の予算はいくら?
引っ越し先ではこれからお付き合いが続いていく関係ではありますが一般的に引っ越しの挨拶の手土産に対してはお返しをしないものなので、やはり高価なものだと相手が恐縮してしまいます。
こちらも「上限1000円くらい」と考えておけば無難です。
今まで住んでいた場所の特産品など、他の地方では珍しいものを手土産にしても喜ばれるかもしれません。ただし、賞味期限の短いものは避けたほうが良いでしょう。
挨拶はどこに?
今まで住んでいた所と同じように、住まいが接している方には挨拶にうかがいましょう。
その他、大家さんや管理人さん、自治会長さんなど、何かとお世話をしてくださる方への挨拶も忘れないようにします。
まとめ
- 今まで住んでいた家のご近所への挨拶は引っ越し前日までに
- 新居のご近所への挨拶は引っ越し翌日までに
- 手土産はあまり高価なものでなくて良い。上限1000円くらい
- 戸建てなら向う3件両隣り、マンションなら両隣りと上下の部屋に挨拶
マナーやきまりごとももちろん大事ですが、大切なのは「今までありがとう!お世話になりました」とか「はじめまして!これからよろしくお願いします」という気持ちです。気持ちを込めて挨拶したいものです。
私たちはみな、少なからずお互いに迷惑をかけあって暮らしているのですから…。
コメント