まわりの人がどんどんスマホに替えて行く…
家族から「そろそろスマホに替えて」と言われる…
と悩んでいる高齢者の方ってけっこういらっしゃるのではないでしょうか?
別の記事でも書いていますが、現在スマホの普及率は60代で約7割、70代で約5割と言われています。
スマホを使う高齢者の方が増えているのは事実ですが、苦手意識を持つ方もまだまだ多いのも現状です。
この記事では、
シニアの方がスマホを使えないと思う理由とその対策
についてまとめています。
スマホを使わない2大理由は「必要ない」と「不安」
以下の表は、令和2年度の内閣府の世論調査の回答のうち、関係のある部分を表にまとめたものです。
「必要ない」「家族がいるから大丈夫」は70歳以上のおもな理由
70歳以上の方の場合、もっとも多いのは「必要ない」で52.3%です。
似たような理由で「必要があれば家族に任せればよいと思っているから」も39.7%になっています。
高齢になるほど生活面で家族のサポートが必要になるので、同居していたり近くに住んでいたりするケースが多くなりますね。
スマホが役に立ちそうな場面では、家族がサポートしてくれるということであればどうしても必要ということはないかもしれませんね。
60代の高齢者は「不安」がおもな理由
いっぽう、60代の高齢者の方の場合は、
「どのように使えばよいか分からないから」が39.5%、
「情報漏洩や詐欺被害等のトラブルにあうのではないかと不安だから」が34.9%、
「購入や利用にかかる料金が高いと感じるから」が30.2%
と実際にスマホを使う上での「不安」が大きな障害になっているようです。
一度はスマホに挑戦したものの挫折してしまった方もおられるようですね。
スマホを使うことへの不安を解消しましょう
では、スマホを使うことに不安を感じている高齢者の方が一歩踏み出すには何が助けになるでしょう?
スマホは高い!という不安
「かかる費用が安くなるのならスマホにしてもいいかな…」と考えておられる方が多いことが上記の表からも分かります。
確かに、
スマホは高い!
というイメージを持っている高齢者の方はけっこう多いようです。
お子さんやお孫さんが10万円前後もするような最新で高機能のスマホを使っていたり、オンラインゲームをしたり動画をたくさん見たりして毎月の料金をけっこう払っているのを聞いてそう思っているのかもしれません。
でも、
実際には高齢者の方の使いみちに的をしぼって考えるとおねうちなスマホを購入し、月々の料金を安くおさえることはじゅうぶん可能です。
詳しくは別の記事にまとめていますので、よかったら読んでみてください。
不安を解消する助けになれば幸いです。
「使い方が分からない」という不安
同じく多いのが「操作や設定が簡単になれば」という回答でした。
他にも気軽に相談できるサポート窓口やスマホ教室があれば使える、と考えている方が多いようです。
そもそも、スマホの操作を教えるときに使われる言葉じたい、高齢者の方にとっては耳慣れないものばかり。
教える側が上手に教えることができるようになることも必要なのかもしれません。
別の記事で、高齢者の方向けにスマホの用語を解説しています。
スマホでできることを体感してみる
電話やメールだけならスマホでなくてもできる
という思いでスマホに踏み出せないという方もいらっしゃると思います。
先述の統計では、「楽しさや便利さを知る機会がある」、「利用することで家族や友人とのコミュニケーションをとる機会が増える」ならスマホを使っても良いと回答している人も多いことが分かります。
つまり、
スマホってこんなことができるんだ!
スマホって楽しい!面白い
と感じる機会があれば、
頑張って勉強して使ってみよう!
と思えるかもしれません。
たとえば、スマホでLINEを使ってお孫さんとテレビ電話のようなこともできるんですよ。
まとめ
- 高齢者の方がスマホを使わないおもな理由は、「必要性を感じない」ことと「使うのに不安がある」こと
- おねうちなスマホ&おトクな料金プランで費用にの不安は解消されるかも?
- 家族のサポート、スマホ教室、など気軽に相談したり学べたりする環境がまだまだ必要
- スマホの楽しさをまずは体験してみましょう
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