2021年5月18日、総務省が「デジタル活用支援 令和3年度事業実施計画等」を公表しました。
要約するとこんな感じです。
- 様々な手続きがデジタル化する中で、スマホを使える人と使えない人の「デジタル格差」が広がっている
- 内閣府の世論調査によれば、70歳以上の高齢者の約6割がスマホを使っていない
- 全国約1800ヶ所でスマホの講習会を開催する
- 約40万人の参加を見込んでいる
暮らしの手続きがどんどんデジタル化に
暮らしの中でいろいろな手続きがスマホで行うようになってきています。
最近ではコロナウイルスワクチンの接種予約もスマホでの受付が行われています。
他にも確定申告や防災の連絡などもデジタル化が主流になりつつあります。
どこでできるの?
dococmo、au、SoftBankなどの各携帯ショップで行うほか、地元の公民館などでスマホ教室の開催を予定しているようです。
特に令和3年10月10日、11日は「デジタルの日」として全国の多くの場所で一斉に講習会を行う予定だそうです。
詳しくはテレビ、ラジオの政府広報でお知らせされます。
どんなことを教わるの?
電源の入れ方、切り方に始まり、メールやLINE(ライン)の使い方を教わります。
応用編としてマイナンバーカードの申請や確定申告、医療機関のオンライン予約などを教えていただけるようです。
覚えるのも教えるのもたいへん!!
私も個人的に自分の両親やまわりの高齢者の方にスマホの使い方を教えてあげることがありますが、正直なかなかたいへんです。少しおおげさかもしれませんが外国語を教えているような感じです。
ついつい気軽に「アカウントは?」とか「タップしてください」などと言ってしまうのですが、それでは理解できないので「画面を指で触れてください」などと直感的に理解できそうな表現に変えて伝えています。
まとめ
今後、詳細が分かり次第、記事を追記、修正していきます。
デジタル活用事業はデジタル化が加速する世の中で「誰ひとり取り残さない、人に優しいデジタル化」を目指して行政と関係業界の方々が一体となって行う取り組みです。
ですが、実際には毎日の暮らしのいろいろな場面でサポートも必要になってきます。私たちも微力ですが、高齢者の方に分かりやすいよう情報を発信したり自分のまわりのシニアの方々がスマホを使えるよう教えてあげたりしてサポートしていきたいと思います。
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